川に流され海を漂っていたチラシの裏に書かれていたメモ

メモ帳のようでメモ帳でないメモ帳のように見せかけたメモ帳

パソコンを更新したら日本語入力ができなくなった

概要

NixOSのアップデート後、Nixpkgsでインストールした一部のパッケージでCtrl + SpaceによるIME(入力方法)の切り替えができなくなった。ブラウザやOfficeなど様々なGUIアプリケーションが影響を受けていたが、それらを再インストールすることで問題が解決した。

現象

NixOSを更新した

NixOSのchannelを23.05から23.11に変更して# nixos-rebuild switch --upgradeと再起動を行った。

IMEの切り替えができなくなった

LibrewolfやLibreOfficeなど、Nixpkgsからインストールした一部のパッケージでCtrl + SpaceによるIMEの切り替えができなくなった。

環境

バージョンについては記録していなかったので、更新後のみ載せておく。

  • Display Server: X11
  • OS: NixOS 23.11 (Tapir)
  • DE: KDE Plasma 5.27.9
  • IME: Fcitx5 5.1.5

Fcitx5はKDEのAutoStartに登録して自動的に起動している。

解決

$ nix-env --installでパッケージを再インストールしたら、Fcitx5でIMEをMozcやpinyinに切り替えられるようになった。

感想

もしかすると、パッケージのchannelが異なることでFcitx5が正しく動作しなかったのかもしれない。原因がどうであれ、日本語入力はできるようになった。